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2018年10月21日日曜日

静嘉堂文庫美術館「川喜田半泥子私論」5


しかしこんなことは、半泥子の素晴らしさとはまったく無関係です。無関係どころか、こんなゴタクを並べれば並べるほど、半泥子の素晴らしさから遠ざかっていくような感じがします。

というわけで、しゃべっているうちにちょっと恥ずかしくなり、持っていった僕の『乾山考』を会場に回して、手にとって見ていただき、罪滅ぼしとすることにしました。僕の所蔵は65部限定のうち第29号です。かつて山根有三先生から、『琳派絵画全集』光琳派Ⅰに「乾山の伝記と作品」を寄稿するようご下命を受けましたが、半泥子の『乾山考』が手元になければ、とても書けるものじゃーありません。

大枚をはたいて買った記憶があるので、今はどうなっているかなぁと思って「アマゾン」と「日本の古本屋」で検索してみましたが、どっちもヒットしません。いまやプライスレスにして幻の稀覯本になっているのかな? いや、なっててほしいなぁ(!?)

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