四月
暁[あかつき]すずし 夕暮れも…… 車の幌[ほろ]のような木々
すべての山は濃い緑 雲を破ってそびえ立つ
かすかに香る迎梅雨[げいばいう] 青い雲煙立ち込めて
かたまり咲く花 分厚い葉 紫陽花[あじさい]満開 町の門
黄金堤の水静か 緑の波紋が揺れている
春は過ぎ行き風重く 驚き舞い散る花もなし
落ちた紅花[べにばな]枯れた萼[がく] 乱れ散り敷くひそやかに
僕は10月17日が、 杉田玄白とともに『解体新書』を翻訳出版した 蘭化前野良沢の 祥月命日でもあることからスピーチを始めました。もちろん高階先生が『解体新書』を「江戸のなかの近代」として 最重要視され 、出版220周年の1994年には、挿絵を担当した小田野直武の出身地である...
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