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2018年2月21日水曜日

横浜美術館「石内都展」と山口百恵1


横浜美術館「石内都 肌理と写真」<3月4日まで>と山口百恵

 横浜美術館協力会の講演会で、「饒舌館長『琳派絵と近代日本画』口演す」と題して90分しゃべりました。「饒舌館長琳派絵と 近代日本画口演す」と七五調にしたところがミソです(!?) 

そのあと、はじめて石内都の世界を堪能しました。昭和54年(1979)石内都が発表した、ほとんどデビュー写真集といってもよい『絶唱、横須賀ストーリー』の名前だけは、記憶の底に沈殿していました。いくら憧れても憧れ足りない山口百恵が書いた、あまりに早すぎる自叙伝『蒼い時』に登場するからです。山口百恵はその「序章・横須賀」に、つぎのように描写しています。

ある日、私のもとに、手紙を添えて一冊の写真集が届けられた。
『絶唱、横須賀ストーリー』と題されたその写真は、全て、私の知らない表情をした横須賀だった。
あの街に、これほどのあざとさが潜んでいたのだろうか。これほどの哀れさが匂っていたのだろうか。
恐ろしいまでの暗さ、私があの街で光だと思っていたものまでが、全て反転してしまっていた。

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