これもひとえに繭山順吉さんと岡田利兵衛先生のお陰でした。この屏風はいま静岡県立美術館のコレクションになっています。現在、繭山龍泉堂の社長をつとめているのは、これまで何度も「饒舌館長ブログ」に登場してもらっている畏友・川島公之さんで、順吉さんと同じく大変お世話になっています。
この川島さんが力を込めて企画したのが今回の「宋磁」展です。「中国陶磁史上の一頂点をなす」とたたえられる宋磁がズラリ100点以上、「壮観」とはこういうことをいうのでしょう。そのなかから選ぶ「僕の一点」は宋ならぬ遼の「白釉緑彩鶏冠壷」ですね。頂戴した格調高きカタログによると11世紀の作品だそうです。窯についてはとくに記載されていませんが、遼といえばきっと乾瓦窯けんがよう(缸瓦窯こうがよう)なのでしょう。
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