もっとも中村元氏は広く日本仏教の特徴を指摘したのであって、密教の特徴ではありませんが、当然密教を包摂しての話でしょう。「即身成仏」が挙げられているところをみると、その中心には密教があったのではないかとさえ疑われてくるのです。東京国立博物館で開催中の特別展「空海と真言の名宝」を見終わったあとで、僕はこんなことを妄想したのでした。
そして多くの問題を抱えている我が国の将来について考える際、何かヒントになる点があるんじゃないかと思ったんです。たとえヒントはあまりなくても、この特別展を契機に、改めて日本や日本人を考えてみることは、意味のあることではないでしょうか? 分断の世界、混迷の日本、羅針盤なき現代に生きる僕たちにとって……。
ヤジ「最後まで聞いていたら、何だかトートロジーというか、堂々巡りというか、はたまた当たり前田のクラッカーみたいな話だったな!!」

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