また僕の家の菩提寺である三ノ輪の永久寺は天台宗ですので、これまた密教なのです。 このように密教が日本に広がり深く信仰されたのは、その教義はともかく、日本人におけるものの考え方や感性と密教が、とても親和的であったからである――というのが独断と偏見です(´艸`)
儀軌の詳細はよく理解できなくても、日本人は違和感なく密教に馴染むことができたのではないでしょうか。これまで密教のことは『岩波 仏教辞典』や『新潮世界美術辞典』で知るだけだったので、この夏休み何冊か密教関係の本を読んでみました。そのなかで最も分かり易く、もっともよく腑に落ちたのは、松長有慶氏の『密教・コスモスとマンダラ』<NHKブックス486>(日本放送出版協会 1985年)でした。

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