河鍋暁斎は本物のゾウを目にしつつ、 楽しい戯画へと転換しました。 江戸時代に将軍吉宗に献上されたゾウが一大ブームを巻き起こしたことで、山王祭に巨大なゾウのつくりものが登場しました。 幕末からは、ゾウが見世物やサーカスの、 そして動物園の人気者となりました。 ところが戦時下で、「猛獣処分」により多くのゾウの命が奪われます。 ゾウもまた、戦争とは無縁でありませんでした。
だからこそ、 戦後まもなく日本橋高島屋の屋上へやってきたたかちゃんは 「平和の使者」として迎えられたのです。 まどみちおさんが歌詞を書いた「ぞうさん」は、当時のゾウ人気から生まれた童謡です。
本展では「ゾウに乗る」「ゾウを洗う」「ゾウを贈る」「ゾウを曳く」「ゾウを操る」「ゾウを食べる」「ゾウが招く」 をキーワードに、 ゾウと日本人の歴史をひも解きます。 時代とともに、ゾウに託したものが変わってきたのです。
江戸時代将軍吉宗の時代に象が来日、人気を博した事は当時の江戸っ子の真実存在との向き合い方が垣間見れてとても面白いですね。昭和天皇が戦時中お猿の絵を気に入り所望したとの事も天皇の動物愛が感じられます。
返信削除花鳥風月、自然への日本人の関わり方が現在の日本の礎を築いているのでしようか?
先生のご慧眼、心眼で、この絵の真実を教授して頂ければ幸いです。
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