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2026年5月4日月曜日

カエルも骸骨も踊り出す サントリー美術館・暁斎ワールドの迷宮へようこそ❣❣❣5


続けて「寿石は寿を寓す。菊は居と同音異声にして、尚且つ吉祥の花。猫は耄と同音異声。蝶は耋と同音異声。耄耋は礼記に七十をば耄、八十をば耋、百をば期頤といふ。とありて長寿なり。決して耄碌に非ず」という愉快な解説が加えられています。


つまり菊と居の中国語発音は「ジュ」で同じなのです。これだけではチョッと分かりにくいのですが、菊は中国で寿客、延齢客、長生白とも呼ばれ、日本では齢草、百代草、千代草と名づけられたように不老長寿のシンボルであったことが重要です。


猫と耄は「マオ」、蝶と耋は「ディエ」ですので同音であり、四声だけが異なるのです。もっとも『諸橋大漢和辞典』によると、耄は90歳や80歳、あるいは70歳、さらに8、90歳、耋は80歳や70歳、また60歳などとなっています。つまり文献によってさまざまな歳になるらしく、『吉祥図案解題』の記述が絶対的ではないようですが、ともに長寿を意味する慶賀すべき漢字であったことは間違いありません。後期高齢者の僕をことほぐような画題です( ´艸`)

 

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