140万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2026年3月29日日曜日

饒舌館長VS生成AI !! 蘆雪の「かわいい」に隠された世紀の見立てを巡る大激論 4

 


もっとも『和漢三才図会』の猩々とはずいぶん異なっています。いろんなイメージがあったんだと思いますが、ともかくも中国で考え出された怪獣の一つが猩々です。しかしこれが日本に伝わってくると、赤い長髪のかわいい子供にイメチェンしちゃったんです。 


それは菊慈童とのフュージョンが起こったためだと思います。菊慈童は不老不死になるという菊の露からお酒と結びついていたので、お酒の好きな猩々と結びつきやすかったのでしょう。能謡曲「猩々」の地謡じうたいに「理りや白菊の きせ綿を暖めて 酒をいざや掬くまうよ」とあります。 


これは9月9日の重陽節をたたえていますが、このお節句と菊慈童は付き物で、菊慈童のお人形を飾って言祝いだのです。もちろん男たちは人形より菊酒だったでしょうが(笑)、猩々と菊慈童はお酒を仲立ちにして混淆しやすかったんです。 

0 件のコメント:

コメントを投稿

出光美術館<門司>「水墨画の巨匠たち 雪舟から鉄斎まで」7

    しかし 大典和尚が この賛を書いたとき、頭にあったのは むしろ 如拙の「瓢鮎図」 だったのではないでしょうか? この国宝画をよく見てください。 瓢箪を持つ 乞食 僧が鯰を指差しているように 、少なくとも指を差し伸べているように 見える でしょう。 事実、島尾新さんは 著書...