府中市美術館「長沢蘆雪」展の紹介を続けているところですが、悲しいことに、僕の敬愛する畏友であり、偉大な日本美術コレクターであるカート・ギッター博士の訃報をお伝えしなければなりません。博士と僕をつなぐ思い出を、ここに緊急連載としてつづらせていただきたいと存じます。
もちろんギッター・コレクションには、話題の蘆雪画も少なからず含まれていました。そのうちの「僕の一点」は「鵜飼図小襖」ですね。鬼面人を驚かすような大襖とは異なる、蘆雪の抒情的美意識を示して、見るものをしみじみと魅了します。
いまごろ天上で博士は、この優作をスマホ画面に映しながら、蘆雪と親しく語り合っているのではないでしょうか。ここに敢えてスマホを出したのには訳があります。僕が生まれてはじめてスマホなる文明の利器を知ったのは、ギッター博士のスマホを触らせてもらったときだったからです。
.jpeg)
0 件のコメント:
コメントを投稿