100万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2026年2月24日火曜日

オチャケならぬお茶が大好きな方々に絶対おススメの「出光美術館蔵 茶道具名品展」が大倉集古館で開かれています!! 7

 


ヒナゲシが我が国に伝えられるずっと前から、知識人はみなこの史実を知っていました。司馬遷の『史記』に「項羽本紀」があったからです。そこに「垓下がいかの歌」が引かれていましたから、みな愛吟していたことでしょう。

 

もっとも虞美人の血から虞美人草が生まれたという言い伝えがいつ生まれたのか知りませんが、遅くとも宋代にあったことは、姜夔きょうき五言律詩「虞美人草」が教えてくれます。僕は黒川洋一ほか編『中国文学歳時記』<春・下>(同朋舎 1988年)によってこの詩を知りました。これまた哀情あふれる一首です。戯訳だとよく伝わらないかもしれませんが( ´艸`)


姜夔は南宋の詩人、生涯官途に就かず、江湖を逍遥して終わりましたが、有名な范成大などと吟詠酬唱、その詩は風格高秀とたたえられたそうです。じつは「中華詩詞網」で検索すると、虞美人草を詠んだ詩がたくさんヒットします。それらも単にヒナゲシをたたえるのではなく、みな美しくも哀しい虞美人の面影を反映させているようです。 


0 件のコメント:

コメントを投稿

 荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 1

    尊敬して止まない荒井健さんは 田口一郎さんと一緒に、これまた尊敬してやまない荻生徂徠の 漢詩全作品 を詳細に 読み解き、最後に 現在語訳を加えるという壮大な チャレンジを続けていらっしゃいます。その<東洋文庫>第1冊・第2冊 はすでに 頂戴し、「饒舌館長ブログ」でオマージ...