2026年1月16日金曜日

サントリー美術館「NEGORO」19

  

 この胴部には銘があります。文明5年(1473)高野山49院中の角坊に住する権律師行盛が、丹生都比売大神と狩場明神を祀る金剛峯寺山下天野社山王院の長床之間に、寄進奉納したことを告げています。 

ここにも丹生都比売が登場しますが、あるいはお酒が好きな女神だったのでしょうか。先日の朝日歌壇にも、「人生初女子に『お義父さんお義母さん』と呼ばれて我ら一升空くる」というさいたま市齋藤紀子さんの一首が採られていました。「女子」は「おなご」と読むのでしょう。子供は男ばかりで、その一人にお嫁さんが来てくれたのでうれしく、ご夫婦で1升瓶を空けちゃったです!! 


もっとも僕が鑑賞したのは本展前期の展示太鼓樽は個人所蔵の別バージョンが出ていました。1升ならぬ3升も入りそうな大きな太鼓樽です。これから齋藤紀子さんも好きにちがいない埼玉県の銘酒「鏡山」、白洲正子旧蔵の「盃」(個人蔵)に注いでグイグイやったらさぞ気分がいいことでしょう。しかしすぐに酩酊し側面の巴文ともえもんがグルグル回転し始めるかな( ´艸`) 


 

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