この「狩場明神像・丹生明神像」という垂迹画は早くから知っていましたが、両明神が胎蔵界と金剛界の大日如来と結びつけられている事実を、今回はじめて気づかされたのでした。
この「狩場明神像・丹生明神像」を「僕の一点」に選んだ理由はもう一つあります。すでにお知らせしたように、元旦から東京国立博物館で「博物館に初もうで 午――神と人をつなぐ祈りのかたち」展が始まっています。そこに「木製彩色婦人乗馬図華鬘」が出陳されているのですが、この華鬘は丹生都比売にうつひめ神社伝来なのです。
もちろん丹生都比売とは先の丹生明神のことで、室町時代のみごとな華鬘です。なお華鬘については、すべて東京国立博物館・伊藤信二さんの『幡と華鬘』(日本の美術542 ぎょうせい 2011年)に教えてもらいました。

0 件のコメント:
コメントを投稿