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2026年1月26日月曜日

北斎をネタにした斬新な見方の浮世絵版画展が今すみだ北斎美術館で開催中❣❣❣2


さらにそのベストテンから選ぶ「僕の一点」は、「詩哥写真鏡」ですね。天保のはじめ、つまり為一いいつ時代の北斎が、版元・森屋治兵衛から出した10図の傑作揃い物です。「北斎でひもとく! 浮世絵版画大百科」展では、長大判ながおおばんの代表的作例として「少年行」が出品されていました。いま僕は「傑作」と書きましたが、以前は評判が悪かったようです。

たとえば吉田映二先生は、『浮世絵事典』につぎのごとくお書きになったいます。一応終りにチョット持ち上げていらっしゃいますが、吉田先生、こういうのを「酷評」と言うんじゃありませんか? 

一種の歴史画とも称すべきものであるから、面白味はきわめて薄い。それに晩年作の通弊である形骸のみで情感の乏しさから、絵は絵のみで終わっていて、それぞれの絵に醸さるべき雰囲気も景趣も浮かんではいない。ただ色彩に見るべきものがあり、その点ではすぐれている作といえる。

 

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