150万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2025年8月13日水曜日

室町のネコ絵2

 この孝信座屏もそうですが、座屏にはたいてい表と裏に絵があります。きっと「牡丹猫図」は裏面で、表には格の高い山水画か人物画があったのでしょう。あるいは「牡丹猫図」が表で、裏は墨絵の花鳥図だったのかもしれません。

実はこの孝信座屏も、僕にとって忘れることができない作品の一つです。ずっと近世絵画史上きわめて重要な意味を有する作品だと思ってきたので、30年ほど前『國華』1194号にこれを紹介したんです。

2基で1セット、つまり1双になっているのですが、両方とも表側には、金地濃彩で中国の高士人物図が描かれています。というか、これが表側になるんです。裏側には、金地に水墨で「梅に鶯図」「竹に雀図」が描かれています。つまり表裏とも金地ですが、表は濃彩の人物図、裏は水墨の花鳥図ということになります。

 


0 件のコメント:

コメントを投稿

前田青邨画伯50回忌法要 8

   「画禅入三昧」は「画禅三昧に入る」とも「画禅三昧に入れ」とも読めますが、後者であったと思います。この教えによって、近代的自我 は目指すべき理想から、画に没頭して雑念を離れれば、おのずと獲得される三昧の境地に昇華したのではないでしょうか? 30代半ばにして画伯がスランプに陥り...