150万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2025年3月16日日曜日

三井記念美術館「円空仏」4

 もっとも千光寺像はタイトルが「迦楼羅(烏天狗)立像」となっていますから、迦楼羅天だとすれば仏像ということになります。しかし神通寺本とほとんど同じフォルムですから、やはり烏天狗なのではないでしょうか? たとえそうでなかったとしても、神仏あわいの像であることは否定できないでしょう。

 それはともかく、重要なのは円空仏と円空神が三井記念美術館の同じ空間にいらっしゃることなんです。つまり円空仏とは垂迹的なんです。仏様と神様が習合している、つまり融合し分かちがたく結びついているんです。

2017年、東京国立博物館で開催された特別展「興福寺中金堂再建記念特別展 運慶」については、そのとき「饒舌館長ブログ」にアップしましたが、運慶の彫った神像などなかったように記憶します。「僕の一点」に取り上げた湛慶の「神鹿」のような作品はありましたが……。同じ仏師といっても、その点で運慶と円空はとても違っていました。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

繭山龍泉堂(Ryusendo Gallery)「宋磁」8

  かつて「桃山美濃陶試論」 (『美術史論叢』17  2001年 ) なる 拙文を書いたとき俎上にのせた作品ですが、そのときは 『世界陶磁全集』の 図版をみながら 考えた だけでした。 しかし 実際に 会場で みると 、 図版に倍する素晴らしさだったので 「僕の一点」に選んだので...