東京国立博物館「挂甲の武人国宝指定50周年記念 特別展 はにわ」<12月8日まで>
はじめて僕が埴輪にまともな(?)興味を抱いたのは、7年ほど前、群馬県高崎市の保渡田八幡塚古墳で復元群像を見たときでした。それまで東京国立博物館の平常陳列などで、一体、二体とは見ていたわけですが、本来置かれていた前方後円墳という大きな人工構造物と一緒に見たことが、新たな関心を掻き立てたのでしょう。
10月からNHK文化センター青山教室で講座「魅惑の日本美術展 これこそベスト6だ!!」を始めました。これに東京国立博物館の「挂甲の武人国宝指定50周年記念 特別展 はにわ」を選んだのは、ひとえに個人的な興味からでした。聴講者の皆さん、お許しください。まずは国宝の挂甲武人――といっても、あどけない少年みたいな顔が表紙を飾る立派なカタログから、「ごあいさつ」を掲げて本特別展の趣旨を知ることにしましょう。
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