2024年7月15日月曜日

サントリー美術館「尾張徳川家の至宝」4

「笙しょう」も笛の一種ですが、フエという訓もあり、この方がきれいだからフエと読めという人はいないでしょう。こういうことはあまり厳格に決めず、フレクシブルに、ブッチャケていえばいい加減にしておいた方がいいと思います。「いい加減はよい加減」です!!

箏は古くから東アジアで愛されてきた弦楽器、厳密にいえば撥弦楽器はつげんがっきです。フォークギターでアメリカン・フォークを我鳴がなっているだけの僕は、このたび宮崎まゆみさんの『箏ことと筝曲そうきょくを知る事典』(東京堂出版 2009年)を読んで、多くのことを学びました。というより、はじめて知ることばかりでした。

細長い木製の胴の上に弦を張り、右手の何本かの指ではじきながら弾くことは僕も知っていましたが、重要なのは可動性の箏柱ことじを用いて調弦することです。よく似た撥弦楽器に琴きんがありますが、琴には琴柱ことじがなく、左手の指で弦を押さえて音を変えるんです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

山種美術館「桜さくらSAKURA2025」4

人はだれしもこの幸福な島国で、春、とくに桜の季節を京都や東京で過ごすべきだ。その季節には、思い思いに着飾った人々が、手に手をたずさえ桜花が咲き乱れる上野公園をはじめ、すべての桜の名所に出掛けてゆく。彼らはその際、詩作にふけり、自然の美と景観を賛美する。……世界のどの土地で、桜の季...