薩都刺「遊西湖 六首」6
名妓 蘇小そしょうが住む家か 囲む垂柳ものさびし
柳の綿を追っかけて 湖上をスイスイ燕つばめ飛ぶ
昔のにぎわいとうに去り 洒落た遊びも見なくなり
堤に生える柳さえ 今じゃカラスの寝床なり
友松は晩年、桂宮家を創始した智仁 ともひと 親王のもとにしばしば出入りし、押絵の注文などを受けていたことが、記録から明らかになっているからです。畏友・河合正朝さんの『友松・等顔』<日本美術絵画全集 11 >(集英社 1978 年)によると、桂宮淑子 すみこ 関係の記録にある「...
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