「少年行」の李白とくれば、やはり同じく「少年行」のある王維にも登場してもらわなければ物足りません。これまたゼッピン、両詩をチョット味わうだけで、盛唐長安の華麗と殷賑が髣髴としてきます。
新豊できの旨酒うまざけは 一升一万元もする
首都・長安はあふれてる 年少プレーボーイたち
街で出会って意気投合 「盛り上がろうぜ 美酒 酌んで!!」
豪華な酒楼の門前の 枝垂しだれ柳につなぐ馬
このような静嘉堂の社会的貢献――いまの言葉でいえばメセナとかフィランソロピーという視点も取り入れられています。単なる静嘉堂名品展ではありません。それは中心となってキューレーションを行なった学芸員・吉田恵理さんの功績です。 「僕の一点」は宮川長春の「形見の駒図」ですね。カ...
0 件のコメント:
コメントを投稿