100万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2023年10月7日土曜日

サントリー美術館「虫めづる日本の人々」24

しかし南畝の心中はどうだったでしょうか。やはりあの華やかな天明狂歌に、さらにいえば人間的な天明文化に対する共感が、けっして消滅することはなかったはずです。しかしそれを表立って表明することは、もちろんできませんでした。そんなことをすれば、ほとんど田沼一派と見なされていた南畝は、ソク身の危険にさらされたからです。

 理念は正しくてもどこか息苦しい社会、それまで普通に行なわれてきた人間の楽しみが規制される生活、監視と密告におびえる日常が生まれようとしていました。しかし、まったく同じような時代がかつてあったことを、あの鋭い歴史感覚をもち、狂歌というパロディ文学の天才であった南畝が、気づかないはずはありません。 

0 件のコメント:

コメントを投稿

絶滅写真作家(!?)杉本博司さんの魅力を改めて感じさせてくれる特別展が竹橋で開催中です!!18

    けだもののみち きわめきて いまのひとひととは言えどいまもけだもの     喜怒哀楽いろ ん な話おもしろし醒めては果てん夢のまた夢   アテナイであてもないのに戦 いくさ かなマケドニアには負けられまへん   杉本絶滅写真の集大成ともたたえられるべき特別展です。じつに素...