先ほどこの『故宮書画簡輯 唐寅』をネットで検索したところ、露天市集というサイトに200ドルで出ていました。しかし、こういうサイトにクレジット番号を打ち込んで大丈夫なものかどうか心配になり、今回はスルーすることにしました(笑) 余談はともかく、確かに唐寅画にはこのような皴法――斧劈皴みたいな皴法が見出されるのです。
一方『江戸絵画の華』カタログ解説では、『芥子園画伝』初集に収められる李龍眠画、とくに瀧周辺の表現をアレンジした可能性が指摘されています。
総合司会の大高保二郎さんがみごとに〆れば、 2024 鹿島美術財団東京美術講演会もほぼ定刻に終了、会場を地下ホールに移して、コロナ明け初のレセプションとは相なりました。僕たちは高階秀爾先生の一日も早き快復を祈念しつつ歓談、杯を重ねましたが、 9 日後に幽明界を異にされるとは...
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