太田記念美術館「広重おじさん図譜」<3月26日まで>
チラシに曰く「風景画の名作を数多く描いた絵師、歌川広重。広重の絵をよく見ると、なんとも味わい深い人物たちがたびたび登場することに気づきます。本展は彼らのことを親しみと愛着をこめて、あえて<おじさん>と呼び、その魅力を眺めてみようという企画です。無垢な笑顔のおじさん、仕事をがんばるおじさん、グルメを楽しむおじさん、ピンチであわてるおじさんなど、広重の描くおじさんたちは見れば見るほど個性豊かで、愛嬌に満ちた存在であることがわかります。」
昨日アップした渡辺京二先生の『逝きし世の面影』が教えてくれる「ある一つの文明」を、このおじさんたちもよく体現していることに感を深くしながら会場をめぐりました。
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