都国立博物館の「琳派 京を彩る」は、チョット関係していた琳派400年記念祭をことほぐ特別展でした。ゲストキューレーターをやらせてもらいましたし、ちょうど京都の美術大学につとめていたこともあって、とくに強く印象に残っているのかもしれません。
1993年秋には、プライスご夫妻が主催した国際シンポジウム「Legacy of Japanese Art Scholarship」に参加させてもらいました。ご夫妻はカリフォルニアのコロナ・デル・マールに新しく建てた、おとぎ話に出てくるような家――マッシュルーム・ハウスにお住まいでしたが、別棟のスタディルームにおける贅沢な鑑賞体験を忘れることができません。それから谷一尚さんと一緒に泊めていただいた研究宿舎と、ご夫妻の心づくしを思い浮かべつつ、今この饒舌館長ブログを書いているところです。
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