「鳥獣花木図屏風」のモザイクのひと桝ごとに撮影した一枚をパソコンの画面で見せては、「どの部分かわかる?」と試験するジョーさんの前で、私たち学生は必死に目を凝らして屏風に見入ったひとときを思い出します。ジョーさんのお話を聞きながら、障子越しの光のもとで、朝夕で作品の見え方が変わる様子を体験したのも、この作品が最初でした。
出光佐千子さんと同じように、饒舌館長にとってもプライスご夫妻との思い出は尽きることがありません。
総合司会の大高保二郎さんがみごとに〆れば、 2024 鹿島美術財団東京美術講演会もほぼ定刻に終了、会場を地下ホールに移して、コロナ明け初のレセプションとは相なりました。僕たちは高階秀爾先生の一日も早き快復を祈念しつつ歓談、杯を重ねましたが、 9 日後に幽明界を異にされるとは...
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