静嘉堂本『倭漢朗詠抄』をみると、中国からもたらされた唐紙に、日本の絵師が金銀泥で花鳥を描き加えています。基底をなすマテリアルの料紙自体が、日中のコラボレーションになっているじゃ~ありませんか!!
令和5年癸みずのと卯のお正月は、『和漢朗詠集』から気に入った詩歌を選び、川口久雄先生の現代語訳にしたがって戯訳をほどこしつつ過ごしましたが、巻下の「酒」部に挙げられる漢詩11首はとくに推敲を重ねました。何しろお屠蘇に始まり日本酒、ウィスキー、焼酎、シャンパン、ビールと、いろんな酒を味わいながらやったので、どうしても「酒」部に力が入っちゃったんです(笑)
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