慶滋保胤よししげのやすたね「酔って水に落ちる花を看る」
(酒飲みながら酔いながら 水に散ってく花見れば)
王勣郷おうせききょうの霞のよう 波のまにまに消えていき
嵆康山けいこうさんの雪のよう 水に浮かんで流れ去る
*王勣・嵆康はともに酒仙詩人ですから、これは酔郷(酔っ払い天国)や酔郷にある山をいったものでしょう。
「僕の一点」は尾形乾山の「銹絵染付金銀白彩松波文蓋物」ですね。 重要文化財に指定されている天下の名品ですから、 すでに 鑑賞し た方、 記憶に よく とど めて いる 方もたくさんいらっしゃることでしょう。 このような 陶器 は「蓋物」と呼ばれていますが、 本 作品の身の底 ...
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