慶滋保胤よししげのやすたね「酔って水に落ちる花を看る」
(酒飲みながら酔いながら 水に散ってく花見れば)
王勣郷おうせききょうの霞のよう 波のまにまに消えていき
嵆康山けいこうさんの雪のよう 水に浮かんで流れ去る
*王勣・嵆康はともに酒仙詩人ですから、これは酔郷(酔っ払い天国)や酔郷にある山をいったものでしょう。
最後に、山種美術館「桜 さくら SAKURA 2025 美術館でお花見!」展のチラシに刷られたコピーを紹介することにしましょう。そこにある「はらはらと散っていく儚 はかな さ」は、新渡戸稲造にならって言えば薔薇に欠けている美しさです。 暖かな陽光がさし始める春。草花が芽...
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