文末に「繭山龍泉堂」とあるだけですが、川島さんの文章であることは疑いありません。先の『新潮世界美術辞典』と比べていただくと、この間における唐三彩研究の進展がよく分かると思います。
この「ごあいさつ」にあるように、唐三彩が世に現われるようになったのは、20世紀に入ってからのことでした。いま開催中の静嘉堂@丸の内開館記念展「響きあう名宝――曜変・琳派の耀き――」の後期には、「三彩鴨形容器」が出陳されることになっています。そのカタログ解説には、次のように書かれています。
実はさる 3 月 29 日の土曜日、この「桜 さくら SAKURA 2025 」展にちなんで、「桜を描いた名品佳品 饒舌館長ベストテン」と題する講演を、いや、口演をやらせてもらいました。会場は山種美術館から歩いてすぐのところにある國學院大學院友開館、足元のよくないなか、 1...
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