北斉から隋にかけての鉛釉の流行を基盤として、初唐、そして盛唐期に全盛期を迎えることとなる三彩は、北朝文化の終着点とも云えます。白という色を尊んだ北朝の人々は、隋において白磁を完成させ、隋から初唐にかけての白磁隆盛を生み出します。その裏側で鉛釉陶器も漢以来の興隆をみせることとなります。一般に三彩は武則天の治世より盛んになったと云われていますが、北斉の時点で完成しているとも云え、そこから盛唐、武周の最盛期までには、百年以上の時が横たわっております。
このような諦観を内に秘めた写真作家も、それを作品に表出しようと試みる写真作家も、杉本さんのほかに存在しません。一般的に写真家は、現世肯定的であり、オプティミストであり、未来志向なのではないでしょうか。その典型が商業写真家です。そうでなければ商業写真など撮っていられないでしょう。 ...
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