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2022年11月13日日曜日

繭山龍泉堂「唐三彩」15

 

不定形釉を含めて、不定形の装飾や見所がある焼き物をあげてみましょう。それは古代の自然釉に始まり、中世の瀬戸、常滑、信楽、丹波に及びます。近世に入れば、火襷の備前、中世から続く丹波、信楽に、かの伊賀が錦上花を添えます。さらに黄瀬戸のタンバン、志野の火色や鼠志野の釉ムラ、織部の緑釉、長次郎の白濁釉やカセ膚、光悦の釉切れなど、枚挙に遑なきほどです。

このような不定形装飾の焼き物に、人工を超えた自然の美を見出し、それによって美意識を研ぎ澄ましてきたのが日本人でした。ここに三島の雨漏り手などを加えてもよいでしょう。

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