つまり詩→画であって、画→詩ではなかったんだと思います。いずれにせよ、椿山は『御定佩文斎群芳譜』という、饒舌館長も持っていない漢籍を座右に備えていたんです。
ヤジ「天下の椿椿山とオマエを比べたりするんじゃない!!」
会場を一巡して、ソクこれを「僕の一点」に選びましたが、キャプションをみると、「桂一郎は和亭に強く引かれていたらしく、作家別で最多となる計8点の和亭作品を購入した」と書いてあるじゃ~ありませんか!! 久米桂一郎と饒舌館長の美意識と嗜好は、ズバリ一致するものだったんです(笑)
愛用する『能・狂言事典』(平凡社 1987年)から、「高砂」の「鑑賞」を引用することにしましょう。 編者のお一人である羽田昶さんは、能謡曲にまったく無知であった僕を親切に教導してくださった恩人です。 「光琳と能」「宗達と能」といった拙論をまとめることができたのも、ひとえに羽田さん...
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