2022年9月5日月曜日

与謝野晶子私論1


 静岡県富士山世界遺産センター特別展「与謝野晶子没後80年 与謝野寛・晶子と富士山、静岡の文学」は昨日で終ってしまいました。しかし紹介しているうちに、愛してやまない与謝野晶子について、没後80年を記念して(⁉)独断と偏見、妄想と暴走をアップしたい気持ちになってきました。お許しいいただきたく存じます

『みだれ髪』は薄田泣菫や上田敏、森鴎外のように評価した文学者もありましたが、大半は「酷評」であり「石つぶて」だったそうです。すでに高山樗牛と佐々木信綱の酷評を紹介しました。ここで日本美術史をナリワイとしている饒舌館長は、同じ明治34年に起こったいわゆる「腰巻き事件」を思い出すんです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

出光美術館「復刻 開館記念展」3

 去年から微力にもかかわらず出光美術館のお手伝いをすることになった僕ですが、その「僕の一点」は、一対の「青白磁刻花牡丹唐草文吐魯瓶 とろびん 」ですね。中国は北宋から南宋にかけての頃でしょうか、景徳鎮で焼成された逸品です。青白磁は白磁のバージョンですが、影青 インチン とも呼ばれ...