僕は「宗達と能」という発表を行ないましたが、クロージング・リマークス――総評を担当された先生は、とても興味深い発表だったと褒めてくださいました。こういう場合、たいてい褒めるものではありますが……(笑)
とはいえ、僕は発表するまでまったく自信がありませんでした。しかし、先生の一言によって活字化する決心がつき、駄文集『琳派 響きあう美』にも収めることになったのです。
というわけで、僕たち日本人一行を歓迎してくれたハリケーン・イズドアーとともに、生涯忘れられない国際シンポジウムになったのです。
「融大臣 とおるのおとど × 伯楽天」は お能( 謡曲 ) のペア です。融大臣とは 平安前期の公家歌人・ 源融 です。 「 百人一首 」 に選ばれる「陸奥 みちのく のしのぶもぢずりたれゆゑに乱れそめにしわれならなくに」は人口に膾炙 するところです 。源融は京都の六条河原...
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