彦九郎日本に還るに詩を作りて之れを餞とす
浮き草みたいに二度までも 我が中国へやって来た
国に帰れば誇らしく 語るんだろう渡航歴
はたちの青年 剣と玉 身に帯び皇居に参内し
星も瞬く真夜中に 宿直とのいの役をやってきた
三年過した客人まろうどに 送別の歌 贈りたい
大海原をスイスイと 無事に故国へ万里越え……
その旅のあといつの日か 必ず戻って来て欲しい
別れの竹と花束を いま贈るのは止めとこう
大英博襖絵の裏が米国・シアトル美術館の襖絵《琴棋書画仙人図》だったことは以前から知られていた。本展では、これら離れ離れになった絵が日本に里帰りし、150年ぶりに再会する。その感動的な場面に、私たちは立ち会えるのである。 近世絵画史研究の泰斗、 故・土居次義先生は、大英...
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