彦九郎日本に還るに詩を作りて之れを餞とす
浮き草みたいに二度までも 我が中国へやって来た
国に帰れば誇らしく 語るんだろう渡航歴
はたちの青年 剣と玉 身に帯び皇居に参内し
星も瞬く真夜中に 宿直とのいの役をやってきた
三年過した客人まろうどに 送別の歌 贈りたい
大海原をスイスイと 無事に故国へ万里越え……
その旅のあといつの日か 必ず戻って来て欲しい
別れの竹と花束を いま贈るのは止めとこう
野口さんは『美術史家、大いに笑う』 (2006年) というチョッと変わったタイトルの論文集に、「《如拙道人の筆に擬す》とは、これ如何―― 池大雅筆『柳下童子図屏風』序説」という興味深い論文を発表した ん です。『美術史家、大いに笑う』とは、これ如何? 佐藤康宏さんが編集し...
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