140万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2021年11月28日日曜日

鹿島美術財団東京美術講演会11

岩波文庫版『雲萍雑志』の表紙にはチャンと「柳沢淇園著」となっているのに、偽書とか仮託だなんて羊頭狗肉じゃないか――などといったら、森先生に対して失礼かな(笑)

それはともかく、僕は「影法師問答の文」に関する岡戸さんのお話を、荘子胡蝶の夢や、江戸川柳「荘子のは夢が花野をかけ廻り」を思い浮かべながら聞いていました。あるいは老荘に惹かれていた李白の「月下の独酌」を反芻しながら、耳を傾けていました。

つまり「影法師問答の文」には、老荘的観念が強く働いているように思われたのです。『雲萍雑志』の本来の著者は、老荘思想や道教趣味の持ち主であったかもしれません。そこで「月下の独酌」を、またまたマイ戯訳で……。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

出光美術館<門司>「水墨画の巨匠たち 雪舟から鉄斎まで」6

  しかし「無用之用」という言葉自体は、『老子』じゃなく『荘子』から採られているようです。その内篇 <人間世篇 じんかんせいへ ん >に「人はみな有用の用を知ってはいるが、無用の用を知るものはない」とあるからです。 つまり瓢箪は、普通であれば何の役にも立たない空間(無用)に効用(...