金井烏洲「雪水煎茶」(しの木弘明『金井烏洲』)
酔いが醒めたら喉[のど]渇き 「茶が飲みたいなぁ!!」 窓越しに
見る山の端にのぼる月 失敗した画紙 山のよう
子どもに頼む「茶を淹[い]れる 雪を庭から持って来て!!」
重たい瓶[かめ]の雪の中 咲き初めし梅まじりおり
確かに「華奢」ですが、とても健康的でスラリとし、その身丈<みたけ>が成長期の少女のように、さらに伸びて行きそうな感じが魅力的ですね。北斎の美人図に見られるこのような感覚を、かつて僕は「伸暢感覚」と呼んだことがあるんです。 寛政7年(1795)北斎は江戸琳派の創始者ともいうべ...
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