金井烏洲「雪水煎茶」(しの木弘明『金井烏洲』)
酔いが醒めたら喉[のど]渇き 「茶が飲みたいなぁ!!」 窓越しに
見る山の端にのぼる月 失敗した画紙 山のよう
子どもに頼む「茶を淹[い]れる 雪を庭から持って来て!!」
重たい瓶[かめ]の雪の中 咲き初めし梅まじりおり
歌舞伎絵のなかで、絵金芝居絵屏風ともっとも近い関係にあるのは、絵看板だと思います。江戸ではほぼ鳥居派が独占していた歌舞伎絵看板です。もちろん絵看板は上方歌舞伎にもありましたが、江戸と上方では、形式や様式に違いがあったといわれています。 江戸ではあくまで絵看板が中心で、しかも人物を...
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