盛唐・杜甫「梅雨」 *これは和歌のように読んでください。
僕の住む成都・犀浦[さいほ]の道の辺に 四月になれば梅の実熟す
鬱陶[うっとう]しくそぼ降る雨に満々と 長江の水 流れゆきたり
粗末なるカヤ葺き屋根は漏りやすく 雲・霧 垂れ込め晴れ間も見えぬ
水中の蛟龍[みずち]喜び水面は 岸辺に沿って渦巻いており
その棕櫚が「花木眞寫」に見出されることは、何と興味深いことだろうか。言うまでもなく「花木眞寫」は、豫樂院近衛家熙 (一六六七 ~ 一七三六)の筆になる植物寫生圖巻である。すでに源豊宗・北村四郎編『近衞豫樂院御畫 花木眞寫』(淡交社 一九七三年)が あつて 、私たちは大きな恩...
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