140万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2021年4月26日月曜日

府中市美術館「与謝蕪村」5

 


この作品を宮津で最初に見たのは、もう半世紀も前のことでした。辻惟雄さんを中心に、今は亡きジェームズ・ケーヒル先生を案内しつつ、宮津から出雲へ旅行したときのことです。その後、『国文学 解釈と鑑賞』66巻2号に拙文「蕪村の俳画――若描きを中心に」を書く機会があり、その旅行を思い出しながら本屏風を取り上げました。

やがてこのなかの何人かが屏風を抜け出し、掛幅や扇面の俳画における主人公に成長している点は、とくに興味深く感じられます。

今回は「僕の一点」をもう一つ選びたいと思います。それは「春野行楽図屏風」(個人蔵)ですね。画面のぐっと下の方に、徒歩で、あるいは馬に乗って道を行く人々を描いた屏風で、はじめて見る傑作です。饒舌館長いうところの「行路の画家蕪村」を象徴する作品として、すごく興味を引いたのでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿

東京都美術館「大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱 海を越えた江戸絵画」9

  私は2025年6月から日課として膨大な談山神社古文書のチェックを始めた。 ひと月ばかりたった頃、学頭の日誌を見ていて胸が高鳴った。 頻出する「花鳥之間」「富士之間」の記事。 竹林坊学頭屋敷のこれらの部屋に社僧たちが一堂に揃い、盛んに行事を営んでいたのである。 天保4年(183...