僕が大好きな本の一つに、ローラ・インガルス・ワイルダーの『大きな森の小さな家』に始まるローラ・シリーズがあります。ウィスコンシンの森に生れたローラが、家族とともにカンザス、ミネソタ、ダコタと移り住み、最後にアルマンゾという青年と出会って結婚するという自叙伝です。
日本でいえば、ちょうど明治維新のころ、アメリカ開拓時代の物語です。僕の子どもが小さいころ、女房はその日本語版をよく読んで聞かせていました。それで僕も好きになったのですが……。
なにかの話題のついでにそのことをキーズ先生に話すと、本当にすばらしい本ですねとおっしゃり、帰国後『大きな森の小さな家』の英語版を贈ってくださったのです。いまそれを書架から引っ張り出してきて、懐かしくながめながら、この「饒舌館長」を書いています。
0 件のコメント:
コメントを投稿