中秋の独酌
もの寂しくて俺一人 玉壷の酒を酌んでいる
夜の情趣を江戸の地で 味わうヤツなど誰もいず
俗世で年取りゃ我が心 氷のように冷え切って
秋来りゃ空にはお月さん 光っているよただ一つ
白髪を照らす丸鏡 かかったようだよ大空に
赤羽川の川底に 沈んだごとき珠[たま]を愛づ
こんな素敵な中秋の 夜 町なかの友だちが
空を仰いで俺のこと 思い出してる? いや全然?
「 差出し 」 とは、電気のない時代に用いた花道の俳優を照らすための照明用具です。 角形の燭台に長い柄をつけたもので、二人の後見が前後から差し出して照らしました。「面明 つらあか り」ともいい、現代でも古風な演出には使われます。かつて 何かで 見た記憶はありますが、以上は平凡...
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