僕は口演でしばしば「夫レ美術ハ國ノ精華ナリ」に続く数行を暗唱し、「ここでたいてい拍手が起るものですが……」と言って拍手を強要し、場を盛上げることにしています(笑)
この間、墨田区主催の北斎生誕260年記念シンポジウム「世界の北斎 すみだにあり」に呼ばれた際も、「須佐之男命厄神退治之図額」復元の話題になったとき、僕は早速この暗唱をやって拍手を強要しました。というのは、この作品が『國華』のモノクロ・コロタイプ図版と深く関係しているからです。この記事にも一番大きく写真が掲載され、西田さんのキャプションが加えられていますので、次にそのまま引用しておきましょう。
なお、先のシンポジウム「世界の北斎 すみだにあり」については、遅ればせながら、改めてアップすることにしたいと思います。
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