2020年8月9日日曜日

服部南郭・夏の詩4



 同じく『南郭詩集』から、七言絶句「高楼避暑」です。これは難解にして、独断で訳しましたが、自信がありません。そもそも『南郭詩集』には、『江戸詩人選集』と違って註解なんて付いていませんから、饒舌館長にはチョット敷居が高いんです()
  暑さを避けて高殿へ 登れば沈む夕日影
  城壁スレスレまで落ちて しかも盛んなエネルギー
  やがて緑風吹き始め 雨も降り出す西の山
  涼しさ空に広がって 城の北門 雲浮かぶ

0 件のコメント:

コメントを投稿

山種美術館「桜さくらSAKURA2025」5

   桜と相性がよい文学は和歌でしょうが、漢詩だって負けてはいません。先に紹介した渡部英喜さんの『漢詩花ごよみ』に江戸末期に鳴った漢詩人・藤井竹外の七言絶句「芳野」が載っています。またまたマイ戯訳で紹介することにしましょう。   古き陵 みささぎ ――松柏 まつかしわ  つむ...