過去を悔やまず、将来の取り越し苦労もせず、その時に応じて適切な処置をとり、心にとどめない、今日をきちんと生きるという言葉によって、メソメソせず明るく生きてきた。私にとって尊い漢詩であり、心の鐘なのだ。
もともと、私はこれに挑戦してやろう、なんてあまり考えない。“ちょっと”“ちょっと”――これが僕の主義でね。“不将不逆”これなんだナ。
どうしてレッシングがこういう結論に達したかというと、彼が文学と絵画をはっきりと分け、文学は時間を表現する芸術であり、絵画は空間を表現する芸術である――あるいはそうであるべきだと考えていたからでした。それを端的に表明した有名な一節が、『ラオコオン』に見いだされます。 あ...
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