価無き宝といふとも一杯の濁れる酒にあに益[ま]さめやも
夜光る玉といふとも酒飲みて情[こころ]をやるにあに若[し]かめやも
世のなかの遊びの道にすすしくは酔泣[えいなき]するにあるべくあるらし
この世にし楽しくあらば来[こ]む生[よ]には虫に鳥にもわれはなりなむ
生ける者つひにも死ぬるものにあればこの世なる間[ま]は楽しくをあらな
黙然[もだ]をりて賢[さか]しらするは酒飲みて酔泣[えいなき]するになほ若かずけり
鎌倉国宝館「扇影衣香 鎌倉と南宋・高麗の仏教絵画の交響」<12月14日まで> 扇影衣香――美しい四字熟語ですね。『諸橋大漢和辞典』には、「扇子のかげと衣のにおい。貴婦人などの会合を形容して云う語」とあります。しかし出典が 書かれていない ので、AIのジェミニに訊いてみ...
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