2019年9月11日水曜日

諸橋轍次博士13


郷思(1948年 66歳)

 新潟よいとこどの県も 肩を並べること出来ず
 四季折々に花と月 競うがごとき美しさ
 五十嵐川の清流は 老松の影 浮かべてる
 緑にかすむ八木ヶ鼻 水面[みなも]に影を落としてる
 奥畑先生この地にて 教えてくれた人の道
 その後 亡父も同地にて 老荘の学 修めたり
 東京生活 長すぎた 帰りたいなぁ古里へ!!
 それを夢みて陶淵明 みたいないい詩を詠みたいな

0 件のコメント:

コメントを投稿

渡辺浩『日本思想史と現在』10

  『近世日本社会と宋学』は研究書ですから、やや手ごわい感じを免れません。それはチョッと……と躊躇する向きには、『日本政治思想史 十七~十九世紀』(東京大学出版会  2010 年)の方をおススメしましょう。 渡辺浩さんがあとがきに、「本書は、この主題に関心はあるがその専門の研...