2019年5月6日月曜日

メトロポリタン美術館「源氏絵展」14


今は亡きウェン・フォン先生とメアリー・バークさん、そして再会した村瀬実恵子さんとジュリア・ミーチさんが、みな44年前のニューヨーク旅行を思い出させてくれたのです。今回の「源氏絵展」シンポジウムが、センチメンタル・ジャーニーみたいだったと初めに書いたのは、このような理由によるところなのです。  

先の「渓山無尽」は1953年にウェン・フォン先生がお書きになったものであるというキャプションが脇についていました。この額と展示は、去年お亡くなりになった先生を顕彰し偲ぶものでもあるように感じられました。

僕の興味をもっとも引いたのは、”The Famous Landscape”と題される210室に展示されていた胡玉昆の「金陵勝景図」でした。「天闕」から「石城」までの金陵真景図とでもいうべき全12図、すばらしい出来映えです。どれでもいいから、一図ほしいなぁと思ったことでした()

0 件のコメント:

コメントを投稿

北斎をネタにした斬新な見方の浮世絵版画展が今すみだ北斎美術館で開催中❣❣❣6

 しかも、源融は先の一首からも想像されるように、陸奥に関心を寄せ、塩竃 しおがま の浦をしのんで難波の浦から邸内の池へ海水を運ばせ、塩を焼かせて楽しんだことになって います。異郷への興味という点で、 日本へ関心を寄せた 唐の皇帝や 白楽天とも 微妙に 通い合うのです。 さらに両者...