2018年11月23日金曜日

鹿島美術財団講演会「グローバル時代の東西」1


鹿島美術財団東京美術講演会「グローバル時代の東西」(105日)

 鹿島美術財団では毎年秋に、赤坂の鹿島建設KIビルで美術講演会を行なっています。一昨年開かれた「美術と文字」を総合テーマとする美術講演会で、僕が日本美術の場合について発表を行なったことは、すでにアップしたとおりですが、今年の総合テーマは「グローバル時代の東西」です。

総合司会の高階秀爾さんの趣旨説明のあと、京都大学の根立研介さんが「東大寺南大門金剛力士像をめぐるグローバリズム――日本・中国・そしてインドへ――」、目白大学の小林頼子さんが「東西美術の邂逅と変容――フェルメールを起点に――」と題して講演を行ないました。

それぞれ大きな視点から問題をとらえ、とても刺激に満ちる内容でした。こういう講演会では――とくに最近は後期高齢者になったせいか、講話が子守唄のように聞こえてきて、至福のひと時にひたることも少なくないのですが、今回は初めから終りまで、ノートをとりながら熱心に耳を傾けたことでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿

今や北斎・広重とともに「風景版画の3H」とたたえられる川瀬巴水を中心とする新版画展が三菱一号館美術館で開催中です!! 14

  川瀬巴水は「サウダーデの風景版画家」 と呼ばれるべき です!!  しかし その理由はもう一つあります 。 モラエスが 「 芸術と文学 」 の章に 、つぎのごとく書き記しているからです。   ふんだんに日本の土地を ゆさぶって家屋を倒壊させる地震には、日本は家屋をふたたび廃墟か...