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2018年9月5日水曜日

東京国立博物館「縄文」4


私は多くを学ぶとともに、勝手に推定もしくは想像していたことが、すでに考古学の学問世界で指摘されていることを知った。また私見を再考する必要にも迫られた。これらに関しては、また改めて考えてみたいと念じているが、今は若干のメモを書き残すだけに止めよう。

 土偶は神あるいは精霊の象徴として、高い柱木に吊り下げられたのではないかと私は考えた。もちろんすべてではないが、たとえば祭祀などに際し、そのようにして祀られる場合も少なくなかったのだろうと推測した。この点に関し、原田氏は同様に懸垂の可能性を指摘している。

例えば「板状土偶」(縄文中期 青森県三内丸山遺跡出土)について、「後頭部には懸垂用のような一対の把手がつく」とする。「ハート形土偶」(縄文後期 福島県荒小路遺跡出土)では、「後頭部には複雑な突起が絡みあって、吊るすことができるような印象も与える」とする。


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