六月
生絹[きずし]で縫ったスカートは
薄霜[うすじも]みたいにひらめいて
斑竹[はんちく]で編む敷物は 秋の玉なり清々し
赤い鏡は炎のよう 東に向かい蓋を開け
コロナ光冠 車輪のよう 上昇しつつ旋回す
龍にまたがる太陽神 鞭[むち]をしならせやって来る
荻生徂徠「春日、君瑞・叔潭・潮師・子和集う。韻を青の字に分かたる」 江戸城南の草の色 色づき始める青々と…… 二月の春風 芳しく 我が楊雄 ようゆう の 庵 いお に 吹く 侯芭 こうは の ごとき弟子が酒 一本 下げて来ないなら 『玄経』著者が住む辺も もの寂 しか...
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