日本でも大名屋敷などの発掘をすると、幕末明治の地層から出土することがあり、幕末期に日本へ輸入された伝世品も多くあることから、日本の陶磁史研究者の間でも比較的よく知られているそうです。
なぁ~んだ――僕が知らなかっただけのことだったんです(笑) 専門的な図録もオランダやイギリスで出版されており、日本が輸入したペトルス・レグート窯作品については、岡泰正さんにより研究され発表されているそうです。これまた、まったく知りませんでした。
桜庭さんはネットサーフィンで見つけたお皿の写真も送ってくれましたが、僕の「カップ&ソーサー」の図柄とまったく同じなんです!! 「やったー」と思いましたが、よく見ると、僕のは全体にメリハリがなくて、線もちょっと鈍く、細かいところが省略されちゃっています。おそらくペトルス・レグート窯でも、量産された二番手の作品だったのでしょう。でも、柿ピーやイカクンやチーカマには、僕の方がピッタリなのだ――普通こういうのを負け惜しみというのかな?
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